ステンレス鋼加工用 新コーティング IGシリーズ

ステンレス鋼加工用、新コーティングIG35を拡充しました。最先端のコーティング施工技術で高硬度を有し、摩耗係数も優れています。

ステンレス鋼加工にはコーティング厚さが必要になるため、窒化チタンアルミニウム(TiAlN)コーティングが必ずとも最も経済的な対応策とは言えません。

高硬度を有し、優れた摩耗係数を有すIG35コーティングは構成刃先のリスクを軽減し、工具長寿命化を図ることでステンレス鋼加工で安定した加工を実現することができます。

従来のコーティングと比較すると、IG35コーティングは工具寿命において抜群の成績を残しました。従来比2倍あるいは3倍というテスト結果も出ました。また、銅色により摩耗検知が容易になっております。

さらに従来品外径溝入れ/突切り加工用6コーナー使いインサート S64Tシリーズにおいて、新たなツールホルダーを拡充しました。角シャンク式に加え、6コーナーインサート用のカートリッジを標準ラインナップし、インサート幅やインサートシートによってお選びいただけます。カートリッジの取り付けはHSKホルダーや960モジュラーホルダーなどに対応可能です。

S64Tシステムの溝入れ加工では標準チップブレーカーでの加工にも適応可能になっており、IG35コーティングも標準ラインナップしています。