新製品 チタン用新チップブレーカーとモニタリングセンサー

チュービンゲン本社でのテクノロジーデイズでチタン用チップブレーカー付き突切り工具を発表しました。
『WT』ブレーカーは耐切削抵抗設計になっており、チタン製骨ねじの突切りにおいて高い実用価値を発揮します。
安定した切りくずの分断に加えて、WTブレーカーはソフトカットを保証します。
それにより、高送りが可能になり、加工時間を短縮することができます。
さらに、工具の長寿命化を実現し、テスト検証では60%も寿命を延ばすことができました。
WTブレーカー付きの224タイプ(IGコーティング)は2mm、2.5mm、3mmのラインナップがあります。
H224ホルダーにてご使用いただけます。
 
キスラーは切削抵抗センサーにおいて最先端の技術を有するグローバル企業です。
HORNと密接にやり取りを行い、キスラーは新しい開発を実現しました。それは唯一のリアルタイムに動力を計測するツールであり、微細の旋削加工で使用が可能です。
ピエゾツールシステム(PTS)は加工時に動力を測定し、リアルタイムの情報を提供します。
非常に小さいピエゾセンサーは高回転時での最小の切削抵抗さえも感知することができます。
オペレーターは工具欠損があった場合に直ちに確認することができ、無駄な時間を最小化し、加工品質を向上させます。
新システムは旋削加工に適し、特に微細加工に適しています。
そのような加工の場合において、主軸モーターの動力をモニタリングする方法は実用的とは言えず、わずかな違いは感知することができません。
アコースティック・エミッション(材料が変形あるいは破壊する際に、内部に蓄えていた弾性エネルギーを音波として放出する現象)でさえ、
小さいワークを加工している時に感知されることはありません。
視覚でのモニタリングはクーラントの使用や高速回転により困難になります。
 
新システムはHORN製の指定された標準ホルダーで適用可能です。
その他の機械側での調整は必要ありません。
センサーは素早く簡単に交換でき、PTSの使用により生産コストを抑え、能率くを上げます。
 
 
テクノロジーデイズでは実際に224タイプでの突切り加工のモニタリングを披露します。