高速仕上げ加工用PCDカッター DTM1710

非鉄金属用、新ミーリングシステムDTM1710を開発した。高送りが可能な設計により、高能率加工と経済性を両立。精密レーザーでカットされたPCD基盤は、PCD刃先の精度、高品質なPCD表面性状およびミクロン精度の高い振れ精度を実現し、ワークの仕上げ加工において非常に高い表面品質を生み出す。カセットにろう付けされたPCDの刃先は、付属部品の調整ねじで切れ刃位置高さを微調整する。また、高速切削するために、カセットは遠心力に耐える設計になっている。高さ方向の振れは、工具出荷前にHORN技術陣によって設定されている。市場で流通しているこのタイプの他の工具と比較して、HORNミーリングシステムはより多くの切れ刃を持つ設計である。アルミニウム合金カッターボディが軽量化を実現し、スピンドルの負荷を最小限に抑える。切りくずによる損傷から長時間にわたりカッターボディを保護するために、カッターボディには特別な表面処理が施されている。より高い加工ワークの表面品質を実現し、かつ高速切削を行うには、工具とツーリングホルダーの回転バランスを精密に保持する必要がある。バランス精度を高めるため、カッター本体の外周にバランス保持のためのバランス穴をあけている。可能な限り最高の結果を実現するにはマシン環境全体を考慮に入れて、可能な範囲で最高レベルの安定性を追求する必要がある。設備の設計、ガイドウェイ、スピンドル、ワークのクランプシステム、加工工具の設計は、ワークの品質に決定的な影響を及

ぼす。HORN社では刃先径 50 mm (10枚刃)、63mm(14枚刃)、100 mm(24枚刃)、125 mm(30枚刃)のラインナップを提供。すべて内部給油式になっており、刃先に確実にクーラントを供給する。HORNの高性能多結晶ダイヤ素材は厳選した様々なサイズのダイヤモンド粒子と洗練されたバインダーで構成されています。ダイヤモンドの体積比率が高くなると、有効な硬度、靭性、刃先の品質も向上する。厳格な品質基準での管理は、強力なパフォーマンスを保証する。DTM1710ミーリングシステムでは加工する被削材に応じて2つの異なる多結晶ダイヤ基盤を提供する。